名前 | 形式 | 注意 | 機能説明 | ファイル | 関連項目
このコマンドは、実行しないでください。このコマンドは、 自動的に起動され、SSP 起動スクリプトによって再起動させるために 監視されます。
Capacity on Demand デーモンは、SSP のバックグラウンドで実行される プロセスで、Capacity on Demand システムで使用されるリソースが、 ライセンスファイル中で許可されているライセンスと一致しているか検証します。
ライセンスファイルの検証が失敗した場合や、 使用プロセッサー数がライセンス数を超えた場合には、 codd は以下に警告メッセージを送信します。
SSP プラットフォームメッセージファイル (/var/opt/SUNWssp/adm/messages)
SSP システムログファイル (/var/adm/messages)
Capacity on Demand のセキュアログファイル (/var/opt/SUNWssp/adm/cod.log)
SSP 上の /etc/motdファイル
sspユーザーと、 /var/opt/SUNWssp/.ssp_private/cod_resource ファイルで 指定されたユーザー(メッセージは電子メールで送信される)
SSP にログインしている全ユーザー (メッセージは wall(1M) コマンドで送信される)
codd は、使用プロセッサー数がライセンス数と 同じ、またはそれ以下になるまで、警告メッセージを出力します。
Capacity on Demand デーモンは、起動時に以下のライセンス違反がないか 検証します。
ライセンスファイルの検証
ライセンスファイルが変更されていないかを検証
ライセンスファイルに記述されている全ライセンスが、 このホストで有効かを検証
使用プロセッサー数が、ライセンス数を超えていないかを検証
起動後は、codd デーモンは SSP が停止するか、スペア SSP に切り替えられるまで、一定間隔で ライセンス違反がないか検証を行います。
codd は、以下のファイルを使用します。
/var/opt/SUNWssp/.ssp_private/SUNWcod.lic
Capacity on Demand システムのライセンスキーを含む。
/var/opt/SUNWssp/adm/cod.log
Capacity on Demand のセキュアログファイル
/var/opt/SUNWssp/.ssp_private/cod_resource
Capacity on Demand リソースファイル
Sun Enterprise 10000 Capacity on Demand 1.0 管理者マニュアル
Sun Enterprise 10000 SSP 3.1.1 User Guide