名前 | 形式 | 注意 | 機能説明 | オペランド | 終了ステータス
このコマンドは使用しないでください。 これは DR シェルの中で実行されるコマンドです。 このコマンドは、ユーザーが直接見ることを目的としない drview(1M) アプリケーションを対象とした Tcl エンコードによって情報を返します。 設定情報を確認したい場合は、このコマンドの代わりに drshow(1M) を使用してください。
dr_cmd_obp_info は、ボードの全体設定を表示します。 ドメインに Init Attach された (つまり OBP によってプローブされた) が、まだ完全には接続されていないシステムボードのプロセッサ、メモリー、および入出力デバイスの 設定情報が表示されます。 上記の「注意」を参照してください。
このコマンドは、Sun Enterprise 10000 サーバー上の DR 2.0 ドメイン (つまり、DR デーモンを使用するドメイン) に対してのみ有効です。domain_status(1M) コマンドを使用すると、ドメインで実行されている DR バージョンを調べることができます。
dr_cmd_obp_info は広域変数 dr_return に 0 を返します。 失敗した場合は 1 を返し、診断メッセージを表示します。
Tcl 構文解析エラーが発生すると、DR コマンドが実行されなくなり、 その結果、 dr_return が初期化されません。 このような場合、 dr_return エラーコードは不正確です。 リターンコードについての詳細は dr(1M) を参照してください。