Solaris 9 ご使用にあたって (SPARC 版)

Solaris ボリュームマネージャの metattach コマンドが失敗することがある

シリンダー 0 から始まっていないルートファイルシステムをミラー化する場合には、接続されるすべてのサブミラーにシリンダー 0 から始まるものを、含めることはできません。

シリンダー 0 から始まるサブミラーを元のサブミラーにあるミラーに接続しようとすると、シリンダー 0 から始まるサブミラーは使用できず、次のエラーメッセージが表示されます。


can't attach labeled submirror to an unlabeled mirror

回避方法: 次のいずれかを実行してください。


注 -

JumpStart インストールのデフォルトでは、/swap パーティションがシリンダー 0 から始まっていて、ルートファイルシステムはディスク上の 他の場所から始まっています。システム管理者は通常、スライス 0 をシリンダー 0 から始めようとします。デフォルトの JumpStart インストールにおいてスライス 0 上にあり、シリンダー 0 から始まってないルートパーティションを、別のディスクのシリンダー 0 から始まるスライス 0 にミラー化しようとすると、ミラーを追加しようとする際に、エラーメッセージが出力されます。