プローブ関数と比較関数の例は次のディレクトリにも入っています。
Solaris ソフトウェアがインストールされたシステムの /usr/sbin/install.d/chkprobe
Solaris 9 DVD または Solaris 9 SOFTWARE 1 of 2 CD 上の /Solaris_9/Tools/Boot/usr/sbin/install.d/chkprobe
次の custom_probes ファイルには、TCX グラフィックスカードがあるかどうかをテストするプローブおよび比較関数が含まれます。
#!/bin/sh
#
# custom_probe script to test for the presence of a TCX graphics card.
#
#
# PROBE FUNCTIONS
#
probe_tcx() {
SI_TCX=`modinfo | grep tcx | nawk '{print $6}'`
export SI_TCX
}
#
# COMPARISON FUNCTIONS
#
cmp_tcx() {
probe_tcx
if [ "X${SI_TCX}" = "X${1}" ]; then
return 0
else
return 1
fi
}
|
次のサンプル rules ファイルは、前の例で定義されているプローブキーワード (tcx) の使用方法を示しています。TCX グラフィックスカードがシステムにインストールされていて検出されると、profile_tcx が実行されます。そうでない場合は、profile が実行されます。
プローブキーワードは、rules ファイルの先頭または先頭近くに指定してください。これは、そのプローブキーワードに依存する可能性のあるほかのルールキーワードよりも前に読み取られて実行されるようにするためです。
probe tcx tcx tcx - profile_tcx - any any - profile - |