Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

マウスキー

マウスが使うことが困難な場合は、マウスキーを使用すると、キーボードのテンキーを使用してマウスの操作をエミュレートできます。マウスを使用する場合と同様に、画面上でポインタを移動し、マウスボタンをクリックしたり押すことができます。

マウスキーのオン/オフの切り替え

マウスキーのオン/オフは、次の 2 つの方法で切り替えることができます。

キーボードによるマウスの操作のエミュレーション

マウスキーがオンの場合は、テンキーのキーが別の機能を持ちます。

ステータスウィンドウを表示すると、現在押されているマウスキーがわかります。

図 E–5 テンキーとマウスボタンの対応

Graphic

マウスキーの設定値

ポインタの最大速度の変更

意図する精度でポインタを移動することが困難な場合は、ポインタの移動速度を落とすことができます。ポインタの移動速度を変更するには、[Pointer の最大速度](pixel/秒) ボックスを使用し (図 E–4 を参照)、スライダを目的の速度に移動します。ポインタの移動速度はピクセル/秒の単位で指定し、その範囲は 10 〜 1000 です。 [ポインタの移動速度は、マウスキーが有効な場合にだけ適用されます。]

ポインタが最大速度になるまでにかかる時間の設定

ポインタが最大速度になるまでにかかる時間を設定できます (ただし、マウスキーの使用時)。これは、[最大速度までの時間 (秒)] スライダで調整します (図 E–4 を参照)。この時間を調整すると、ポインタの移動を制御しやすくなります。ポインタが最大速度になるまでにかかる時間は最大 4 秒まで設定できます。