スマートカードのタイムアウトとカードの取り外しの動作に関するデフォルト値を使用しない場合、次の手順でそれらの値を変更できます。
ナビゲーション区画で「OCF クライアント (OCF Clients)」を選択します。
コンソール区画にある「CDE」アイコンをダブルクリックします。
「クライアントの構成 (Configure Clients)」ダイアログボックスが表示されます。
そのダイアログボックスで「タイムアウト (Timeouts)」タブを選択します。
各タイムアウトのインジケータをマウスを使ってスライドさせて、タイムアウト値を調整します。
カード削除タイムアウト (Card Removal Timeout) – スマートカードが取り外された後、画面をロックするまでの、デスクトップが待機する時間の長さを指定します。これが適用されるのは、オプションタブで「カード削除を無視 (Ignore Card Removal)」ボックスがチェックされていない場合に限ります。「カード削除ログアウトの待ち時間 (Card Removal Logout Wait)」が 0 に設定されている場合、ユーザーはログアウトできません (つまり、画面をロック解除するためにユーザー再認証が行われるまで画面はロックされたままになります)。
再認証タイムアウト (Reauthentication Timeout) – カードを取り外し、画面をロックしたときに、「再認証 (Reauthentication)」画面が表示されるまでの、時間の長さを指定します。
カード削除ログアウトの待ち時間 (Card Removal Logout Wait) – 「再認証 (Reauthentication)」画面が表示されたときに、スマートカードが再挿入されるまでの、デスクトップが待機する時間の長さを指定します。カードをその時間内に再挿入しない場合には、ユーザーがログアウトされます。このタイムアウトが適用されるのは、「カード削除後に再認証 (Reauthenticate After Card Removal)」 (「オプション (Options)」タブにある) がチェックされていない場合に限ります。
「適用 (Apply)」または「了解 (OK)」をクリックします。
CDE を終了して、変更を有効にします。
ナビゲーション区画で「OCF クライアント (OCF Clients)」を選択します。
コンソール区画にある「CDE」アイコンをダブルクリックします。
「クライアントの構成 (Configure Clients)」ダイアログボックスが表示されます。
そのダイアログボックスで「オプション (Options)」タブを選択します。
チェックボックスをクリックして、切り替えます。
カード削除を無視 (Ignore Card Removal) – チェックマークが付いている場合には、カードリーダーからスマートカードを取り外したときに何も発生しません。
カード削除後に再認証 (Reauthenticate After Card Removal) – チェックマークがついている場合には、カードを取り外したときにユーザーがログアウトされます。チェックマークがついていない場合には、「カード削除ログアウトの待ち時間 (Card Removal Logout Wait)」の設定 (「タイムアウト (Timeouts)」タブにある) によって動作が決定されます。
「適用 (Apply)」または「了解 (OK)」をクリックします。
CDE を終了して、変更を有効にします。