障害追跡の目的で、場合によってはクラッシュダンプを強制実行し、システムをリブートする必要があります。デフォルトでは、savecore 機能を使用できます。
システムのクラッシュダンプについては、『Solaris のシステム管理 (上級編)』の「システムクラッシュ情報の管理 (手順)」を参照してください。
savecore 機能が使用できる場合は、次の手順に従ってクラッシュダンプを強制実行し、システムをリブートします。
システムのアボートキーシーケンスを入力します。
アボートキーシーケンスは、キーボードのタイプによって異なります。たとえば、Stop+A または L1+A を押します。端末では、Break キーを押します。
ok PROMプロンプトが表示されます。
ファイルシステムを同期させ、クラッシュダンプを書き出します。
> n ok sync |
クラッシュダンプがディスクに書き出されると、システムはそのままリブートします。
システムが実行レベル 3 になっていることを確認します。
ブートプロセスが正常に終了すると、ログイン画面かログインプロンプトが表示されます。
hostname console login: |
<Stop + A を押す> ok sync |