Solaris のシステム管理 (基本編)

テープ上のファイルのリストを表示する方法 (cpio)


注 -

内容一覧を表示するには、 cpio コマンドがアーカイブ全体を処理する必要があるため、かなりの時間がかかります。


  1. テープをテープドライブに挿入します。

  2. テープ上のファイルのリストを表示します。


    $ cpio -civt < /dev/rmt/n
    

    -c

    ファイルを ASCII 文字形式で読み込むように指定する。 

    -i

    cpio がコピーインモードで動作することを指定する (この時点ではファイルをリストするだけ)。

    -v

    ls -l コマンドと同様の形式で出力を表示する。

    -t

    指定したテープドライブ内のテープ上にあるファイルの内容一覧を表示する。 

    < /dev/rmt/n

    既存の cpio アーカイブの入力ファイルを指定する。

例 - テープ上のファイルのリストを表示する (cpio)

次の例では、ドライブ 0 のテープに含まれるファイルのリストを表示します。


$ cpio -civt < /dev/rmt/0
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