パッキングリストを作成するには、vi などのエディタを使用して、ファイルを開きます。パッキングリストファイルの書式は、filesync コマンドで使用する書式と同じです。詳細は、filesync(1) のマニュアルページを参照してください。
パッキングリストには、次の 2 つの機能があります。
パッキングリスト内のファイルを文字通りのファイル名ではなく、正規表現として識別することができるため、ファイル名を個別に指定する必要がありません。
所有するファイルだけがパックされるようにすることで、共有ディレクトリのファイルをパックできます。
これらの機能の使い方については、cachefspack(1M) のマニュアルページを参照してください。
次の例は、パッキングリストファイルの内容を示しています。
BASE /home/ignatz LIST plans LIST docs IGNORE *.ps |
BASE 文は、パックする項目が存在するディレクトリのパスを指定しています。
2 つの LIST 文は、当刻ディレクトリ中のパックされるファイルを指定しています。
IGNORE 文は、パックしないファイルタイプ (ここでは .ps) を指定しています。