自分自身のユーザーアカウントを使ってユーザーとしてコンソールを起動する場合は、Solaris 管理ツールへのアクセスが制限されます。十分なアクセス権を得るために、まずユーザー (自分自身) としてログインし、次に引き受けることができる役割のいずれかでログインできます。プライマリ管理者の役割を引き受けることができる場合は、スーパーユーザーの場合と同様に、すべての Solaris 管理ツールにアクセスできます。
次のいずれかの方法でコンソールを起動します。
コマンド行から、次のように入力する
% /usr/sadm/bin/smc & |
コンソールが初めて起動するときは 1 - 2 分かかります。
CDE フロントパネルの「Tools」メニューから起動する
CDE のアプリケーションマネージャまたはファイルマネージャの「Solaris Management Console」アイコンをダブルクリックして起動する
「Solaris Management Console」ウィンドウが表示されます。
Solaris Management Console のスタートアップメッセージを表示する場合は、自分のウィンドウ環境でコンソールを開いてください。Solaris Management Console を起動する前に、Solaris Management Console サーバーを手動で起動しないでください。このサーバーは、Solaris Management Console を起動すると、自動的に起動します。コンソール問題の障害追跡については、「Solaris Management Console の障害追跡」を参照してください。
ナビゲーション区画の「管理ツール (Management Tools)」アイコンの下にある「このコンピュータ (This Computer)」アイコンをダブルクリックします。
カテゴリのリストが表示されます。
(省略可能) 適切なツールボックスを選択します。
デフォルト以外のツールボックスを使用する場合は、ナビゲーション区画から該当するツールボックスを選択します。あるいは、コンソールメニューから「ツールボックスを開く (Open Toolbox)」を選択し、任意のツールボックスをロードします。
各種ツールボックスの使用方法については、「特定環境用のツールボックスを作成する方法」を参照してください。
カテゴリのアイコンをダブルクリックして、特定のツールにアクセスします。
特定の作業の実行方法を確認する場合は、オンラインヘルプを使用します。
ツールのアイコンをダブルクリックします。
「ログイン (Log-In)」ポップアップウィンドウが表示されます。
スーパーユーザーまたは役割のどちらでこのツールを使用するかを決めます。
スーパーユーザーとしてログインし、スーパーユーザーとして作業する場合は、手順 8 に進む。
ユーザー (自分自身) としてログインし、プライマリ管理者の役割を引き受ける場合は、手順 9 と 10 に進む。
スーパーユーザーとしてログインしている場合は、root のパスワードを入力します。
ユーザー (自分自身) としてログインしている場合は、バックスペースキーを使って root のユーザー名を削除します。次に、適切なユーザー ID とユーザーパスワードを入力します。
ユーザーが引き受けることができる役割のリストが表示されます。
プライマリ管理者の役割 (あるいはそれと同等の役割) を選択し、役割のパスワードを入力します。
プライマリ管理者の役割の作成手順については、「最初の役割 (プライマリ管理者) を作成する方法」を参照してください。
ツールのメインメニューが表示されます。