ユーザーは、ユーザー名 (ログイン名とも呼ばれる) を使って、自分のシステムと、適切なアクセス権を持つリモートシステムにアクセスできます。作成するユーザーアカウントそれぞれに、ユーザー名を選択しなければなりません。ユーザー (役割) 名は、次の条件を満たしていなければなりません。
複数のドメインにまたがることもあるユーザーの組織内で、固有であること。
2 文字から 8 文字の英数字を使用する (最初の文字は英字でなければならず、少なくとも 1 文字は小文字にする必要がある) 。
ユーザー名には、ピリオド (.)、アンダースコア (_)、ハイフン (-) を使用できますが、これらの文字により障害が発生するソフトウェアもあるため、使用はお勧めできません。
ユーザー名の標準的な作り方を決めておくと便利です。ユーザー名はユーザーが覚えやすいものにしてください。単純な規則の例としては、ユーザーのファーストネームの頭文字とラストネームの最初の 7 文字を使用します。たとえば、Ziggy Ignatz は zignatz になります。他のユーザー名と重複する場合は、ユーザーのファーストネームの頭文字、ミドルネームの頭文字、ラストネームの最初の 6 文字を使用します。たとえば、Ziggy Top Ignatz は ztignatz になります。さらに重複する場合、固有の名前になるまで、ファーストネームの頭文字、ミドルネームの頭文字、ラストネームの最初の 5 文字、および 1、2、3 などの数字を使用できます。
それぞれの新しいユーザー名は、システムまたは NIS や NIS+ のドメインに登録されているメール別名 (エイリアス) とは異なるものでなければなりません。そうしないと、メールは実際のユーザーにではなく別名に送られることがあります。