このタスクでは、システムファイルが検査され、マスターファイル内に一覧された各ファイルの記述と比較されます。マスターファイルは、ASET がこのタスクを実行するときに初めて作成されます。マスターファイルには、指定したセキュリティレベルの checklist によって適用されるシステムファイル設定が含まれています。
ファイルが確認されるディレクトリのリストは、セキュリティレベルごとに定義されます。デフォルトのリストを使用するか、レベルごとに異なるディレクトリを指定して変更できます。
ファイルごとに次の条件が確認されます。
所有者とグループ
アクセス権ビット
サイズとチェックサム
リンク数
最終変更時刻
矛盾が見つかると、cklist.rpt ファイル内にレポートされます。このファイルには、システムファイルのサイズ、アクセス権、およびチェックサムの値について、マスターファイルと比較した結果が入っています。