Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

クライアント側の接続とその他のパラメータ

NumberOfPasswordPrompts キーワードには、パスワードを要求する回数を指定します。指定した回数が終了すると、Secure Shell が終了します。ConnectionAttempts キーワードには、接続試行回数 (1 秒間に 1 回試行) を指定します。この回数が終了すると、Secure Shell が終了します。ただし、FallBackToRsh キーワードが設定されている場合は、rsh に戻ります。

Compression キーワードを指定すると、転送データが圧縮されます。CompressionLevel キーワードには、圧縮レベル (1 - 9) を設定します。圧縮率とそれを行う時間にはトレードオフの関係があります。

User には、代替ユーザー名を指定します。Hostname には、リモートホストの代替名を指定します。ProxyCommand には、Secure Shell を起動する代替コマンド名を指定します。プロキシサーバーに接続できるコマンドはすべてここに指定できます。指定するコマンドは、標準入力から読み込んで標準出力に書き込む必要があります。

Batchmode を指定すると、パスワードプロンプトが無効になります。パスワードプロンプトは、スクリプトなどのバッチジョブに使用します。

KeepAlive を指定すると、ホストがクラッシュしたときに、ネットワークの問題が発生したことを示すメッセージが出力されます。LogLevel には、ssh メッセージの冗長レベルを設定します。

EscapeChar には、特殊文字をプレーンテキストとして表示するときに、接頭辞として使用する単一文字を定義します。