WBEM ログファイルを使用すると、システム管理者は、管理サブシステムが生成したエラー、警告、および情報メッセージを追跡できます。また、WBEM ロギングサービスは、アプリケーション開発者やプロバイダの作成者がログファイルにログメッセージを書き込むことを可能にします。たとえば、システムがシリアルポートにアクセスできないとき、システムが正常にファイルシステムをマウントできたとき、またはシステムで実行中のプロセスの数が許容数を超えたときに、ログメッセージを書き込むことができます。
この章では、ログデータを表示する方法を説明します。
ログレコードを作成したあとは、Solaris Management Console アプリケーションとログビューアを起動することができます。ログレコードは、Solaris Management Console ソフトウェアを起動した時に自動的に作成されます。
ログレコードの詳細のすべてを Solaris Management Console のログビューアで見ることができます。
次のコマンドを入力します。
$ smc |
「ナビゲーション (Navigation)」パネルで、「このコンピュータ (This Computer)」をダブルクリックするか、その横にある展開 / 圧縮のアイコンをシングルクリックします。
「このコンピュータ (This Computer)」の下に、コマンドのツリーが表示されます。
「システムステータス (System Status)」をダブルクリックします。
「ログビューア (Log Viewer)」アイコンが表示されます。
「ログビューア (Log Viewer)」アイコンをクリックします。
ログビューアが起動します。