-z rescan オプションにより、アーカイブライブラリをリンク編集に指定する際の柔軟性が向上しました。詳細は、「コマンド行上のアーカイブの位置」を参照してください。
-z ld32 および -z ld64 オプションにより、リンカーサポートインタフェースを使用する際の柔軟性が向上しました。詳細は、「32 ビットおよび 64 ビット環境」を参照してください。
補助リンカーサポートインタフェース ld_input_done()、 ld_input_section()、ld_input_section64()、および ld_version() が追加されました。 詳細は、「サポートインタフェース関数」を参照してください。
実行時リンカーにより解釈される環境変数を、構成ファイル内で指定することにより、複数のプロセスに対応させることができるようになりました。詳細は、crle(1) のマニュアルページの -e および - E オプションを参照してください。
64 ビット SPARC オブジェクト内部で、32,768 以上のプロシージャリンクテーブルエントリがサポートされるようになりました。詳細は、「SPARC: 64 ビットプロシージャのリンクテーブル」を参照してください。
mdb(1) デバッガモジュールを使用することで、実行時リンカーのデータ構造の検査を、デバッグプロセスの一部として実行できます。詳細は、「デバッガモジュール」を参照してください。
bss セグメント宣言指示により、bss セグメントをより簡単に作成できます。「セグメントの宣言」を参照。