このマニュアルでは、SolarisTM オペレーティング環境用 JavaTM 2 SDK, Standard Edition バージョン 1.4 の新しい機能と強化された機能を紹介し、その概要を説明します。
このマニュアルは、Solaris オペレーティング環境で Java 2 SDK, Standard Edition を使用するアプリケーション開発者を対象としています。Java 2 SDK, Standard Edition ソフトウェアは、企業環境におけるサーバおよびクライアント側の Java テクノロジアプリケーションが優れた性能を発揮できるように最適化されています。
このマニュアルは Java 2 SDK 文書の一部です。Java 2 SDK 文書は http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/index.html で入手できます。 最終的なリリース段階では、このオンライン文書が Java 2 SDK, Standard Edition バージョン 1.4 製品の正式な説明になります。
第 1 章「新しい機能と強化された機能」では、製品の特徴と強化された機能を示します。
第 2 章「以前のリリースとの互換性」では、互換性の問題について説明します。
第 3 章「Java HotSpot VM オプション」では、仮想マシンの性能を最大限に活用するためのコマンド行オプションについて説明します。
第 4 章「アサーション機能」では、JavaTM 2 プラットフォームにおける新しいアサーション機能について説明します。
このリリースに関する情報は次のドキュメントにも記載されています。
『Java 2 SDK, Standard Edition v. 1.4 リリースノート』
『Java 2 SDK, Standard Edition, v. 1.4 ドキュメント』
http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/index.html にあるオンライン文書
『Java 2 Platform, Standard Edition, v 1.4 API Specification』
docs.sun.com では、Sun が提供しているオンラインマニュアルを参照することができます。マニュアルのタイトルや特定の主題などをキーワードとして、検索を行うこともできます。URL は、http://docs.sun.com です。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P–1 表記上の規則
字体または記号 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 system% |
AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 |
system% su password: |
AaBbCc123 |
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 |
「 」 |
参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 |
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 |
\ |
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 |
sun% grep `^#define \ XV_VERSION_STRING' |
コード例は次のように表示されます。
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。