Java 2 SDK 開発ガイド (Solaris 編)

JavaTM Native Interface (JNI)

J2SE 1.4 では、Java Native Interface (JNI) が強化されて、java.nio パッケージの新しい機能「ダイレクトバッファ」を反映するようになりました。ダイレクトバッファの内容は潜在的に、通常のガベージコレクトされたヒープの外側にあるネイティブメモリ内に格納できます。また、新しい呼び出しインタフェースルーチン AttachCurrentTreadAsDaemon を使用すると、ネイティブコードはデーモンスレッドを仮想マシンに接続できます。これは、シャットダウン時に、このスレッドが終了するのを VM が待つ必要がないときに便利です。詳細については、http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/guide/jni/jni-14.html にある『JNI Enhancements』オンライン文書を参照してください。