数字には、キロバイトを表す「k」または「K」、メガバイトを表す「m」または「M」、ギガバイトを表す「g」または「G」、およびテラバイトを表す「t」または「T」を付けることができます (たとえば、32k は 32768 と同じ)。 boolean 型のフラグをオンにするには -XX:+<option> を、オフにするには -XX:-<option> を使用します。
フラグとデフォルト |
説明 |
---|---|
-XX:-AllowUserSignalHandlers |
アプリケーションがシグナルハンドラをインストールしても (エラーまたは警告) メッセージを出さない。 |
-XX:AltStackSize=16384 |
代替シグナルスタックのサイズ (K バイト単位) |
-XX:+MaxFDLimit |
ファイル記述子の数を最大までに上げる。 |
-XX:MaxHeapFreeRatio=70 |
縮小を避けるための GC 後の空きヒープの最大パーセンテージ |
-XX:MinHeapFreeRatio=40 |
拡大を避けるための GC 後の空きヒープの最小パーセンテージ |
-XX:ReservedCodeCacheSize=32m |
コードキャッシュの予約サイズ (バイト単位) — コードキャッシュの最大サイズ |
-XX:+UseBoundThreads |
ユーザレベルのスレッドを LWP にバインドする (1.4 ではデフォルト)。 |
-XX:+UseLWPSynchronization |
スレッドではなく、LWP に基づく同期を使用する (1.4 ではデフォルト)。 |
-XX:+UseThreadPriorities |
ネイティブのスレッド優先順位を使用する。 |
-XXMaxPermSize=64m |
恒久的な世代のサイズ |
-XX:-CITime |
JIT コンパイラが費やした時間 (1.4 のみ) |
-XX:-PrintTenuringDistribution |
保有期間情報を出力する。 |
-XX:TargetSurvivorRatio=50 |
収集後に使用される survivor 空間の希望パーセンテージ |
-XX:-DisableExplicitGC |
System.gc() への呼び出しを無効にする。それでも VM は必要なときにガベージコレクションを実行する。 |
-XX:-OverrideDefaultLibthread |
Solaris 9 では、このオプションは必要ない。Solaris 8 では、J2SETM バージョン 1.3.1_02+ と 1.4+ が代替スレッドライブラリを使用するときにこのオプションを必要とする。このオプションは Solaris 8 より前のオペレーティング環境上では利用できない。 |
スレッドライブラリの詳細については、http://java.sun.com/docs/hotspot/threads/threads.html にあるスレッドに関するドキュメントを参照してください。
これらのフラグはアーキテクチャまたは OS ごとに異なります。「フラグとデフォルト」は「Sparc/-server」のデフォルトです。
フラグとデフォルト |
説明 |
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-XX:CompileThreshold=10000 |
コンパイル前のメソッド呼び出し/分岐の数 [10,000 — Sparc サーバ、1,000 — Sparc クライアント、1,500 — x86 クライアント] |
-XX:MaxNewSize=unlimited |
新しい世代の最大サイズ (バイト単位) [32M — Sparc、2.5M — x86 (1.3 の場合)、無制限 (1.4 の場合。これは現在では NewRatio が MaxNewSize を決定するため。)] |
-XX:NewRatio=2 |
新しい世代と古い世代のサイズの比率 [Sparc -server:2、Sparc -client: 4 (1.3 の場合)、8 (1.3.1+ の場合)、x86: 12] |
-XX:NewSize=2228224 |
新しい世代のデフォルトのサイズ (バイト単位) [Sparc 2.125M、x86: 640K] |
-XX:SurvivorRatio=64 |
eden 空間と survivor 空間のサイズの比率 [Solaris: 64] |
-XX:ThreadStackSize=512 |
スレッドスタックのサイズ (K バイト単位) (0 はデフォルトのスタックサイズを使用することを意味する。) [Solaris Sparc 32 ビット: 512、Solaris Sparc 64 ビット: 1024、Solaris x86: 256] |
-XX:+UseTLAB (J2SE 1.3 では XX:+UseTLE) |
スレッドローカルなオブジェクト割り当てを使用する [Sparc -server: 真、その他すべて: 偽] |
-XX:+UseISM |
http://java.sun.com/docs/hotspot/ism.html にある『Intimate Shared Memory』オンラインドキュメントを参照。 |