プログラミングインタフェース

同期入出力呼び出し

SunOS のシステムの応答が、入出力イベントのタイミングを制限することはありません。これは、実行がタイムクリティカルなプログラムセグメントには、同期入出力呼び出しを入れてはいけないということを意味します。時間制限が非常に長いプログラムセグメントでも、同期入出力は行わないでください。たとえば、大量の記憶領域の入出力の際に読み取りや書き込み操作を行うと、その間システムはハングアップしてしまいます。

よくあるアプリケーションの誤りは、エラーメッセージのテキストをディスクから取得するときに、入出力を実行することです。エラーメッセージのテキストをディスクから取得するには、独立したプロセスまたはスレッドから入出力を実行する必要があります。また、この独立したプロセスまたはスレッドはリアルタイムで動作していないものにしてください。