wnnhosts(4) (JFP リファレンスマニュアル 4 : ファイル形式)

JFP リファレンスマニュアル 4 : ファイル形式

wnnhosts(4)

名前

wnnhosts- Wnn6 かな漢字変換サーバー/辞書引きサーバー・アクセス制御ファイル

形式

/etc/lib/locale/ja/wnn/wnnhosts

機能説明

wnnhosts は Wnn6 かな漢字変換サーバー (jserver) を利用できるユーザー、および Wnn6 辞書引きサーバー (wnnds) に接続できるかな漢字変換サーバーを指定します。

アクセス制御ファイルの書式は次のとおりです。"{" の前には空白を入れます。

	jserver		ja	<かな漢字変換サーバー>	{
	<アクセス許可データー>
		:
	}
	wnnds		ja	<辞書引きサーバー>	{
	<アクセスデーター>
		:
	}

<かな漢字変換サーバー> は次の書式で指定します。

hostname: ホスト hostname 上で、標準のポート番号 (22273) を使用するかな漢字変換サーバー
hostname/port_no: ホスト hostname 上で、port_no をポート番号として使用するかな漢字変換サーバー

<辞書引きサーバー> は次の書式で指定します。

hostname: ホスト hostname 上で、標準のポート番号 (26208) を使用する辞書引きサーバー
hostname/port_no: ホスト hostname 上で、port_no をポート番号として使用する辞書引きサーバー

jserver に対する <アクセス制御データー> は次の書式で指定します。

<ホスト名>: このホストの全ユーザーが利用可能となります。
<ホスト名>:<ユーザー名リスト>: <ユーザー名リスト> は <ユーザー名> を並べ、"," で区切ったものです。このホストの、リストで指定されたユーザーが利用可能となります。
@<ユーザー名>: このユーザーはすべてのホストから利用可能となります。

wnnds に対する <アクセス制御データー> は次の書式で指定します。

<ホスト名>: このホスト上の jserver が接続できます。

jserver および wnnds は、ホスト名とポート番号が一致するアクセス制御情報を使用します。

";" で始まる行は、コメントとして扱われます。

使用例

例 1

jserver ja_JP hostA {
;hostC:usr1,usr2,usr3
hostA:usr1,usr4
hostB
hostC:usr5
@usrA
;usrB
}
wnnds ja_JP hostA {
hostA
hostD
}

jserver ja_JP hostA/22273 {
hostB
hostE
@usrA
}

wnnds ja_JP hostA/22385 {
hostA
hostD
}

wnnhosts(4)

名前

形式

機能説明

使用例

例 1

関連項目