IPQoS では、flowacct アカウンティングモジュールが diffserv モデルに追加されています。 flowacct を使用すると、トラフィックフローに関する統計情報を取得し、SLA に合わせて顧客に課金することができます。 フローアカウンティングは、容量計画やシステムの監視にも役立ちます。
flowacct を acctadm コマンドと組み合わせて、アカウンティングログファイルを作成できます。 基本的なログには、次に示すように、IPQoS 5 タプルの他に 2 つの属性が記録されます。
発信元アドレス
発信元ポート
着信先アドレス
着信先ポート
プロトコル番号
パケット数
バイト数
上記以外の属性に関する統計情報を収集することもできます。これについては、フローに関する情報の記録、および flowacct(7ipp) と acctadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
フローアカウンティング計画の実装については、フローアカウンティングを計画する方法を参照してください。