IPv6 の管理

ping(1M)

ping コマンドは、IPv4 プロトコルと IPv6 プロトコルの両方で、宛先ホストを調べることができます。プロトコル選択は、指定の宛先ホストのネームサーバーが戻すアドレスに依存します。デフォルトでネームサーバーが、宛先ホストの IPv6 アドレスを戻すと、ping コマンドは IPv6 プロトコルを使用します。サーバーが IPv4 アドレスだけを戻すと、IPv4 プロトコルを使用します。-A コマンド行オプションで使用するプロトコルを指定すれば、この動作を無効にできます。

その他、-a コマンド行オプションを指定すれば、マルチホーム宛先ホストのアドレスをすべて ping できます。詳細については、ping(1M) のマニュアルページを参照してください。このコマンドの使用方法については、「すべてのマルチホームホストアドレスの探査方法」を参照してください。