デフォルトでは、Solaris 9 9/02 のインストールプログラムは、利用可能な最初のディスクシリンダ (通常はシリンダ 0) から始まる位置にスワップを配置します。この配置では、デフォルトのディスクレイアウトの際にルート (/) ファイルシステムに最大の空間が提供され、アップグレード時にルート (/) ファイルシステムを拡大することが可能になります。
将来的に、スワップ空間を拡大する必要が見込まれる場合は、スワップスライスを別のディスクシリンダから始まるように配置できます。それには、次のいずれかの方法を使用します。
SolarisTM Web Start および SunInstallTM のインストールプログラムの場合は、シリンダモードでディスクレイアウトをカスタマイズすることができ、希望する位置にスワップスライスを手作業で割り当てることができます。
Solaris カスタム JumpStartTM のインストールプログラムの場合は、プロファイルファイルの中でスワップスライスを割り当てることができます。
ミラー化されたルート (/) ファイルシステムを作成する場合は、「Solaris ボリュームマネージャの metattach コマンドが失敗することがある」を参照してください。
Solaris カスタム JumpStart プロファイルファイルの詳細については、『Solaris 9 インストールガイド』を参照してください。