Solaris 9 インストールガイド

Solaris Live Upgrade の方法

Solaris Live Upgrade ではアクティブブート環境が稼動している間に複製ブート環境のアップグレードが行え、稼動中の環境のダウンタイムをなくすことができます。Solaris Live Upgrade は、GUI または CLI のどちらででも行えます。まず、複製ブート環境を作成する必要があります。この作業が終わったところで、アクティブでないブート環境 (非アクティブブート環境) でのフラッシュアーカイブをアップグレードするか、あるいは非アクティブブート環境にフラッシュアーカイブをインストールできます。準備が整った時点で、この非アクティブブート環境をアクティブにします。次回のリブート時には、この非アクティブブート環境がアクティブブート環境に切り替わります。何か問題が発生する場合は、本来のブート環境をアクティブにしてリブートするだけで元どおりに復元できます。

詳しい説明と操作方法については、第 29 章「Solaris Live Upgrade (トピック)」を参照してください。