Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)

追加プロファイルを使用してサーバーを生成する

ldapclientgenprofile オプションとともに使用すると、指定された属性に基づいて、構成プロファイルの LDIF 表現を作成できます。次に、作成したプロファイルを LDAP サーバーにロードして、クライアントプロファイルとして使用できます。クライアントは、ldapclient init を使用してこのファイルをダウンロードできます。

ldapclient genprofile の使用方法の詳細については、ldapclient(1M) のマニュアルページを参照してください。

以下の例では、ldapclient とともに追加プロファイルを指定して、サーバーを生成します。


例 15-3 追加プロファイルを使用してサーバーを生成する方法

  1. スーパーユーザーになります。

  2. ldapclient コマンドを genprofile コマンドとともに使用します。

    # ldapclient genprofile -a profileName=myprofile \

    -a defaultSearchBase=dc=west,dc=example,dc=com \

    -a "defaultServerList=192.168.0.0 192.168.0.1:386" \

    > myprofile.ldif

  3. 新規プロファイルをサーバーにアップロードします。

    # ldapadd -h 192.168.0.0 -D "cn=directory manager" -f myprofile.ldif