Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)

構成ファイル

rpc.nisd の処理は、2 つの構成ファイルを使用して制御します。

構成とは、値を定義済みの属性に割り当てることです。構成ファイル以外に、構成属性を LDAP から読み込むこともできます (「構成情報を LDAP に格納する」 を参照)。また、rpc.nisd コマンドの -x オプションに構成属性を指定することもできます。複数の場所で同じ属性が指定されている場合、優先順位 (高から低) は次のとおりです。

  1. rpc.nisd -x オプション

  2. 構成ファイル

  3. LDAP