Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : FNS、NIS+ 編)

クライアントマシンの追加作成

これまでに説明したクライアントの初期設定手順を、必要な各マシンで繰り返します。ほかのドメインのクライアントを初期設定するには、ドメイン名とマスターサーバー名を適宜変更して、上記の手順を繰り返します。

この章で説明する NIS+ ドメインのサンプルでは、ドメイン doc.com. 内の 4 台のクライアントを初期設定すると想定しています。そして、このうち 2 台のクライアントを非ルート (ルート以外の) NIS+ サーバーとして構成し、3 番目のクライアントを doc.com. ドメインのルートマスターサーバーのルート複製サーバーとして構成します。


注 –

システムをサーバーにするには、システムをどの種類のサーバーにするにしても、事前にシステムを親ドメインのクライアントにしておく必要があります。