Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : FNS、NIS+ 編)

すべての情報源となるファイルを調べる

/etc 内のファイルと NIS マップをすべて調べて、空のフィールドやこわれているデータがないかを確認してから、NIS+ を構成してください。NIS+ テーブルの生成スクリプトとコマンドは、データファイルに空のフィールドや余分な文字があると、正常に実行されない場合があります。空フィールドを埋めるか、またはデータを修正してから、作業を開始してください。NIS+ スクリプトをそのまま実行してデータを破壊する危険をおかすよりも、問題のあるユーザーやマシン名を /etc 内のファイルや NIS マップから削除してから、 NIS+ スクリプトを実行して、NIS+ のインストール後にそれらを戻すことをお勧めします。