passwd コマンドの使用や、パスワードの使用期間に関する設定を正しく行うには、nsswitch.conf ファイル中の passwd エントリがすべてのマシンにおいて正しくなければなりません。passwd コマンドが「パスワード情報をどこに要求するか」および「パスワード情報をどこで更新するか」は、このエントリによって決定されます。
passwd エントリの設定として考えられるのは、以下の 5 種類だけです。
passwd: files
passwd: files nis
passwd: files nisplus
passwd: compat
passwd: compatpasswd_compat: nisplus
使用しているネットワークのすべてのマシン上に存在する nsswitch.conf ファイルは、必ず上記の passwd 構成のうちの 1 つを使用していなければなりません。別の方法で、passwd エントリを構成した場合、ユーザーがログインできない可能性があります。