「症状」
-s オプションをつけて fnbind および fncreate を実行すると、指定する名前によっては「name in use」というメッセージが表示されます。
「考えられる原因」
fnbind、および fncreate に -s オプションをつけて実行すると、既存の割り当ては上書きされます。ただしそれによって名前のないコンテキストができるような場合、「name in use」というエラーメッセージが表示され、この操作は失敗します。このエラーは、名前のないコンテキストを回避するために発生します。
「診断」
fnlist コマンドを実行して、fnbind、fncreate に指定しようとする名前がコンテキストのものかどうか確認します。
「対策」
fndestroy コマンドを実行してコンテキストを削除してから、fnbind または fncreate を (先にエラーになった場合と同じ名前を指定して) 実行します。