Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : FNS、NIS+ 編)

nispopulate を実行するための前提条件

nispopulate スクリプトを実行して新しいマスターサーバーのテーブルを生成するには、次の条件が必要です。


root:x:0:1:0000-Admin(0000):/:/sbin/sh
daemon:x:1:3:0000-Admin(0000):/:
bin:x:3:5:0000-Admin(0000):/usr/bin:
sys:x:3:3:0000-Admin(0000):/:
adm:x:4:4:0000-Admin(0000):/var/adm:
lp:x:78:9:0000-lp(0000):/usr/spool/lp:
smtp:x:0:0:mail daemon user:/:
uucp:x:5:5:0000-uucp(0000):/usr/lib/uucp:
nuucp:x:7:8:0000-
uucp (0000):/var/spool/uucppublic:/usr/lib/uucp/uucico
listen:x:22:6:Network Admin:/usr/net/nls:
nobody:x:60000:60000:uid no body:/:
noaccess:x:60002:60002:uid no access:/:

注 –

システム上の /tmp 領域が不足する場合、nispopulate スクリプトは異常終了することがあります。これを防止するには、環境変数 TMPDIR に別のディレクトリを設定します。TMPDIR に有効なディレクトリが設定されていない場合、スクリプトは代わりに /tmp ディレクトリを使用します。


必要な情報

ファイルから生成する場合、次の情報が必要です。

NIS マップから生成する場合、次の情報が必要です。


注 –

NIS ドメインの名前は大文字と小文字を区別しますが、NIS+ ドメインの名前は区別しません。