Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : FNS、NIS+ 編)

Solaris 2 または Solaris 9 オペレーティング環境の NIS クライアントの DNS 転送

NIS クライアントが、 NIS 互換の NIS+ サーバーの DNS 転送機能を使用している場合、そのクライアントの nsswitch.conf ファイルは、hosts エントリに次の構文があってはいけません。


hosts: nis dns files

DNS 転送では、ホスト要求が DNS に自動的に転送されるため、この構文があると、NIS+ サーバーとネームサービススイッチの両方が、不必要な要求を DNS サーバーに転送してしまいます。この結果、パフォーマンスが低下します。