次の表では、mail.local プログラムにおけるコマンド行の新しいオプションについて説明しています。sendmail は、このプログラムをローカルメールの配信エージェントとして使用します。
表 27-22 mail.local におけるコマンド行の新しいオプション
オプション |
説明 |
---|---|
-7 |
LMTP (Local Mail Transfer Protocol) モードで、LHLO 応答時に、8BITMIME のサポートが通知されるのを防止する |
-b |
メールボックスがその制限を超えた場合に、一時エラーではなく、永続エラーを発生させる |
LMTP モードのデフォルトは mail.local です。ただし、本リリースでは、LMTP モード以外で mail.local をローカル配信エージェントとして使用するには、次のどれかの操作を実行して S フラグを設定する必要があります。
構成ファイルには、次の構文を使用します。
MODIFY_MAILER_FLAGS(`LOCAL', `+S') # 構成ファイル |
または、m4 構成に対して次の 2 つの手順を実行します。
define(`MODIFY_MAILER_FLAGS', `S')dnl # 第 1 段階 MAILER(local)dnl # 第 2 段階 |
MODIFY_MAILER_FLAGS は、構成ファイルを構築するのに使用する新しいマクロです。詳細は、「sendmail 構成ファイルを構築するのに使用する新しいマクロ」を参照してください。
詳細については、mail.local(1M) のマニュアルページを参照してください。