LOGNAME エントリの中で CALLBACK オプションを使用すると、呼び出し側システムがコールバックするまで、トランザクションを一切行わないことを指定できます。CALLBACK を設定する理由を次に示します。
文字列 CALLBACK=yes は、ファイル転送を行う前に、ローカルコンピュータがリモートコンピュータをコールバックしなければならないということを指定します。
CALLBACK オプションのデフォルトは CALLBACK=no です。CALLBACK を yes に設定する場合は、呼び出し側に対応する MACHINE エントリの中で、以後の通信に影響を与えるアクセス権を指定する必要があります。これらのアクセス権は、LOGNAME の中で指定しないでください。また同様に、リモートマシンがローカルホストについて設定した LOGNAME エントリの中でも指定しないでください。
2 つのサイトが互いに CALLBACK オプションを設定すると、通信が開始されないので注意してください。