サンプルアプリケーションについて理解する 開発者はサンプルページを参照して製品に含まれるさまざまなサンプルアプリケーションについて理解してください。入門ガイドとチュートリアルの基盤となるサンプルも、その他のサンプルも、アプリケーションサーバーのインストールに含まれています。サンプルでは、コマンド行機能および Ant を使用して、テクノロジに重点を置いた小規模なアプリケーションの再コンパイル、再アセンブル、および再配置をすばやく行う方法を示します。
J2EE アプリケーションの最適な設計方法について理解する J2EE の基本概念を理解したら、Java BluePrints シリーズで、エンタープライズおよびワイヤレス Java アプリケーションの設計者への設計方法に関するアドバイスを参照できます。Java Pet Store および Smart Ticket の各サンプルアプリケーションは、AS 7 サンプルアプリケーションの一部として含まれており、Java BluePrints シリーズで説明されている設計パターンを示します。
既存の J2EE アプリケーションの移行について理解する アプリケーションサーバーの以前のバージョンおよびほかのアプリケーションサーバープラットフォームから Sun ONE Application Server 7 に J2EE アプリケーションを移行するための基本事項について理解してください (オンラインマニュアルを参照)。
新機能
最新の Java 仕様のサポート Sun ONE Application Server 7 は、最新の J2EE 1.3 仕様と互換性があり、Java 2 Platform, Standard Edition (J2SE) 1.4 の最新リリースの強化されたパフォーマンスと機能を利用しています。
統合された Web サービスサポート Java ベースの Web サービスのサポートは、Sun ONE Application Server 7 に組み込まれています。開発者は、一般的な SOAP 標準および UDDI 標準をサポートする、新しい Java API for XML-based RPC (JAX-RPC)、Java API for XML Messaging (JAXM)、Java API for XML Parsing (JAXP)、および Java API for XML Registry (JAXR) に基づく、配備用 Web サービスプラットフォームを利用できます。
統合された HTTP サービスおよびメッセージサービス Sun ONE Web Server の高性能な HTTP エンジンが J2EE Web および EJB コンテナに統合されました。この統合により、高性能な実行環境が要求される Web サービスに対し、効率的な実行時設定と性能の向上が実現しました。
Sun ONE Message Queue の実績のある Java Message Service (JMS) テクノロジも、Sun ONE Application Server 7 に統合されました。メッセージ駆動型 Beans および JMS API を使用して構築されたアプリケーションでは、この商用のテクノロジを利用できます。
拡張された開発者機能
更新された Sun ONE Studio の統合: Forte for Java Plugin のアップデートされたバージョンは、Sun ONE Application Server 7 および Sun ONE Studio 4, Enterprise Edition とともに、J2EE 1.3 開発をサポートしています。 ホット配備と再配備: 開発サイクルの時間を最小限に抑えるために、アプリケーションサーバーを再起動しなくても、開発中にアプリケーションファイルに動的な更新を加えることができるようになりました。 高度な CMP サポート: 商用 CMP 実装に要求される機能が Sun ONE Application Server 7 に組み込まれました。 新しい XML ベースのサーバー設定: 開発者は、新しいファイルベースの設定方法を利用して、サーバーの設定を簡単に理解し、設定をすばやく変更することができます。 新しいライフサイクルリスナークラス: ライフサイクルリスナーを使用すると、起動と停止が簡単なだけでなく、開発者は Sun ONE Application Server 7 が提供するサービスを拡張できます。
改善されたインストールと管理
効率的なインストール Sun ONE Application Server 7 のインストールは、追加コンポーネントの必要性を最小限に抑えることにより、大幅に簡略化されました。開発環境では、個別の Web サーバーとディレクトリサーバーは不要になりました。 新しい管理ユーザーインタフェース: Sun ONE Application Server 7 には、新しい Web ベースの管理コンソールが含まれています。このコンソールには、基礎となるサーバー設定情報がすべて表示されます。付随するコマンド行インタフェースにより、スクリプト作成、およびリモート管理とリモート監視の機能を利用できます。 プラグイン可能な認証: 管理者は、構築済みの認証モジュールの 1 つ、または独自のカスタム認証モジュールを組み込むことができるようになりました。 拡張されたログメッセージ: 各メッセージには一意のログメッセージ ID が含まれています。この ID を使用して所定のイベントをフィルタリングしたり、エラー状態の原因をすばやく調べたりすることができます。
Sun[tm] ONE Sun Open Net Environment (Sun ONE) は、必要に応じたサービスの構築と開発のための、Sun の標準ベースのソフトウェアのヴィジョン、アーキテクチャ、プラットフォーム、および専門技術の総称です。
Sun ONE Application Server 7 Sun ONE Application Server 7 は、Java[tm] 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE[tm]) 1.3 と互換性のある新しいアプリケーションサーバーです。これは、開発者にとって使いやすいだけでなく、非常に高性能な Web サービスプラットフォームを提供するために、Sun の主要なテクノロジを組み合わせたものです。
