アップグレードを行うと、Solaris suninstall プログラムは、既存システムに対して行なったローカルなソフトウェア変更と新しい Solaris ソフトウェアをマージします。ただし場合によっては、マージが行われないことがあります。したがって、システムのアップグレードが終了したら、保存されなかったローカル変更を復元しなければならない場合があります。
保存されなかったローカル変更を復元しないと、システムがブートされないことがあります。
次のファイルの内容を確認して、Solaris suninstall プログラムによって保存されなかったローカル変更を復元する必要があるかどうかを判断します。
/a/var/sadm/system/data/upgrade_cleanup
保存されなかったローカル変更があれば、復元します。
リブートします。
# reboot |