システムがネットワークに接続されている場合は、Ethernet コネクタまたはそれに類似したネットワークアダプタがシステムに装着されていることを確認します。
tip(1) ラインで接続されているシステムをインストールする場合は、ウィンドウ表示が横 80 桁、縦 24 行以上あることを確認します。
プロファイルフロッピーディスクを使用する場合は、システムのフロッピーディスクドライブにそのフロッピーディスクを挿入します。
プロファイルフロッピーディスクには、プロファイル情報に加え、Solaris 9 Device Configuration Assistant のコピーが入っています。PXE ネットワークブートを利用してネットワークを介してシステムをブートする場合は、フロッピーディスクからではなくネットワークからシステムがブートするようにシステムを構成する必要があります。
システムの DVD-ROM または CD-ROM ドライブを使用して Solaris 9 ソフトウェアをインストールする場合は、ドライブに Solaris 9 DVD (Intel 版) または Solaris 9 SOFTWARE 1 of 2 CD (Intel 版) を挿入します。
Solaris 9 DVD または Solaris 9 INSTALLATION CD からブートする場合は、そのディスクを挿入します。この場合、システムの BIOS が DVD または CD からのブートをサポートしている必要があります。
ネットワークからブートする場合は、PXE (Pre-boot eXecution Environment) ネットワークブートを使用してください。システムは PXE をサポートするものでなければなりません。システムの BIOS 設定ツールまたはネットワークアダプタの構成設定ツールを使用して、PXE が使用できるようにシステムを設定します。
フロッピーディスクからブートする – 手順 3 でドライブに挿入したプロファイルフロッピーディスクを使用するか、あるいはシステムのフロッピーディスクドライブに Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) (Intel 版) を挿入します。
次の方法で、Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) ソフトウェアをフロッピーディスクにコピーできます。
付録 E 「IA: Solaris 9 Device Configuration Assistant またはネットワークからのブート準備 (作業)」に記載された手順に従って、ソフトウェアを Solaris 9 DVD (Intel 版) または Solaris 9 SOFTWARE 2 of 2 CD (Intel 版) からフロッピーディスクにコピーします。
http://soldc.sun.com/support/drivers/dca_diskettes の Solaris Developer Connection からソフトウェアをダウンロードして、フロッピーディスクにコピーします。
システムの電源が入っていない場合は、電源を入れます。システムの電源が入っている場合は、システムをリブートします。
Device Configuration Assistant プログラムがシステムのデバイスを調べます。
「Boot Solaris 」画面が表示されたら、システムをブートするデバイス (「DVD」、「CD」、「Net」、または「Disk」) を選択します。
プロンプトで、次のどちらかを実行します。
Select the type of installation you want to perform: 1 Solaris Interactive 2 Custom JumpStart Enter the number of your choice followed by the <ENTER> key. If you enter anything else, or if you wait for 30 seconds, an interactive installation will be started. |
カスタム JumpStart 方式を選択するには、次のどちらかを行います。
30 秒以内に「2」またはブートコマンドを入力しないと、Solaris 9 対話式インストールプログラムが開始されます。コマンド行に任意のキーを入力することによって、このタイマーを止めることができます。
2 を入力し、Enter キーを押します。
カスタム JumpStart 構成ファイルの場所を指定するには、次のコマンドを入力します。
b install [[url:ask]] [[dhcp]] [[nowin]] |
sysidcfg でシステム情報の事前構成を行わなかった場合は、プロンプトが表示された時点でシステム構成についての質問に答えます。
画面の指示に従って、ソフトウェアをインストールします。
JumpStart プログラムが Solaris ソフトウェアのインストールを終了すると、システムが自動的にリブートします。
インストールが終了すると、インストールログがファイルに保存されます。インストールログは、次のディレクトリに作成されます。
/var/sadm/system/logs
/var/sadm/install/logs