ネットワークで IPv6 を使用していない場合、この問題は関係ありません。
デフォルトでは、Sun ONE Application Server 7 のインスタンスおよび管理サーバーのインスタンスは IPv4 を使用します。IPv4 は、Sun ONE Application Server を実行可能なすべてのオペレーティング環境でサポートされます。IPv6 をサポートするオペレーティング環境では、Sun ONE Application Server の構成を変更して IPv6 に適合させる必要があります。
構成を変更する場合、システムが確実に IPv6 をサポートしていることを確認してください。IPv6 に合わせた構成を IPv4 のみをサポートするシステムに適用すると、アプリケーションサーバーのインスタンスが起動しなくなる可能性があります。
回避方法: 次の手順で構成を変更します。
管理サーバーを起動します。
ブラウザで、管理サーバーの HTTP ホストまたはポートに接続して、管理コンソールを起動します。
IPv6 用に構成するサーバーインスタンスを選択します (たとえば、server1)。
ツリービューで、HTTP リスナーノードを展開します。
IPv6 用に構成する HTTP リスナーを選択します (たとえば、http-listener1)。
「一般」セクションの「IP アドレス」フィールドの値を「ANY」に変更します。
「詳細」セクションの「ファミリ」フィールドの値を「INET6」に変更します。
「ファミリ」フィールドを「INET6」に変更しても、IPv6 用の IP アドレスを選択するまで IPv4 の機能は無効になりません。IP アドレスとして選択した「ANY」は、任意の IPv4 または IPv6 アドレスに一致します。
「保存」をクリックします。
左の区画からサーバーインスタンスを選択します。
「変更を適用」をクリックします。
「停止」をクリックします。
「起動」をクリックします。
サーバーが再起動して、変更が実装されます。