Sun ONE Directory Server 5.1 ソフトウェアは、セットアッププログラムの提供する 3 つの異なる構成方法の 1 つを使用して構成できます。
エクスプレス (Express) 構成
Sun ONE Directory Server 5.1 の評価またはテストを目的としてインストールを行う場合、この構成を選択してください。詳細については、エクスプレス構成の使用を参照してください。
標準 (Typical) 構成
通常の Sun ONE Directory Server 5.1 インストールを行う場合、この構成を選択してください。詳細については、標準構成の使用を参照してください。
カスタム (Custom) 構成
Sun ONE Directory Server 5.1 では、カスタム構成プロセスは、標準構成プロセスと非常に似ています。主な違いは、カスタム構成プロセスでは LDIF ファイルをインポートして、デフォルトで作成されるユーザーディレクトリデータベースを初期化できることです。
使用する構成プロセスのタイプを決定した後、次の手順で Sun ONE Directory Server 5.1 を構成します。
ディレクトリサービスを計画します。ディレクトリツリーを事前に計画することにより、組織の成長に合わせて管理可能でスケーラブルなサービスを設計できます。ディレクトリサービスを計画する際の指針については、『iPlanet Directory Server 5.1 導入ガイド』を参照してください。
この章の説明に従って、Sun ONE Directory Server 5.1 を構成します。
ディレクトリ接尾辞およびデータベースを作成します。ディレクトリをこの時点で生成する必要はありません。ただし、すべての主要ルートおよびブランチポイントを含む、ツリーの基本構造を作成する必要があります。ディレクトリエントリの作成方法の詳細については、『iPlanet Directory Server 5.1 管理者ガイド』を参照してください。
Sun ONE Directory Server 5.1 の追加インスタンスを作成し、Sun ONE Directory Server 5.1 のインスタンス間の複製規約 (replication agreement) を設定して、データの可用性を保証します。