quota コマンドを使用して、割り当て制限が適用されているファイルシステム上の個々のユーザーの割り当て制限とディスク使用量を表示できます。
スーパーユーザーになります。
次のように入力して、割り当て制限が有効にされているマウント済みファイルシステムのユーザー割り当て制限を表示します。
# quota [-v] username |
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-v |
割り当て制限が設定されているマウント済みファイルシステムすべてについてユーザー割り当て制限を表示する |
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username |
ユーザーアカウントのユーザー名またはユーザー ID (UID) |
次の例は、UID 301 によって識別されるユーザーアカウントに 1K バイトの割り当て制限が設定されているが、ディスク容量をまったく使用していないことを示しています。
# quota -v 301 Disk quotas for bob (uid 301): Filesystem usage quota limit timeleft files quota limit timeleft /export/home 0 1 2 0 2 3 |
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Filesystem |
ファイルシステムのマウントポイント |
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usage |
現在のブロック使用数 |
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quota |
弱いブロック制限値 |
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limit |
強いブロック制限値 |
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timeleft |
ディスク割り当て制限タイマーの残り時間 (日単位) |
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files |
現在の i ノード使用数 |
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quota |
弱い i ノード制限値 |
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limit |
強い i ノード制限値 |
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timeleft |
ディスク割り当て制限タイマーの残り時間 (日単位) |