Solaris のシステム管理 (上級編)

Solaris プリンタマネージャによる印刷の設定

Solaris プリンタマネージャは Java ベースのグラフィカルユーザーインタフェースで、ローカルおよびリモートのプリンタ構成を管理できます。このツールは、ネームサービス環境 (LDAP、NIS、NIS+、フェデレーテッド・ネーミング・サービス (xfn) を使用した NIS+、およびファイル) 内で使用できます。 このツールを使用するには、スーパーユーザーとしてログインする必要があります。

Solaris プリンタマネージャを使用すると、プリンタサーバー (「新しいローカルプリンタを設定 (New Attached Printer)」) と印刷クライアント (「プリンタへのアクセスを追加 (Add Access to Printer)」) を設定できます。ローカルプリンタまたは接続プリンタとは、プリンタサーバーに物理的にケーブル接続されたプリンタのことです。ネットワークプリンタとは、ネットワークに物理的に接続されたプリンタのことです。プリンタへのアクセスを追加する (つまり、リモートアクセスを追加する) とは、印刷クライアント (サーバー以外のすべてのマシン) がプリンタにアクセスできるようにする手順のことです。