Solaris のシステム管理 (上級編)

ファイルシステムのバックアップ中に、ルート (/) ファイルシステムが一杯になる

ファイルシステムをバックアップしている際に、ルート (/) ファイルシステムが一杯になる場合があります。このとき、媒体には何も書き込まれず、ufsdump コマンドは、媒体の 2 番目のボリュームを挿入するようにプロンプトを表示します。

エラーの原因 

問題の解決方法 

-f オプションに無効な宛先デバイス名を使用した場合、ufsdump コマンドはファイルをルート (/) ファイルシステムの /dev ディレクトリに書き込み、このファイルシステムが一杯になる。たとえば、/dev/rmt/0 ではなく /dev/rmt/st0 と入力した場合、バックアップファイルはテープドライブには送信されず、/dev/rmt/st0 がディスクに作成される

/dev ディレクトリで ls -tl コマンドを使用して、新しく作成された異常に大きなファイルを特定して削除する