この節では、レガシーツールまたは別製品のツールをコンソールに追加する方法について説明します。これらのツールに認証を追加する場合は、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「レガシーアプリケーションのセキュリティ保護」を参照してください。
レガシーツールとは、特に Solaris 管理ツールとして設計されたわけでないアプリケーションのことです。コンソールのツールボックスには、X アプリケーション、コマンド行インタフェース、HTML の 3 種類のレガシーツールアプリケーションを追加できます。ツールボックスに追加した各ツールは、Solaris Management Console から起動できます。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
必要に応じて、Solaris Management Console のツールボックスエディタを起動します。
# /usr/sadm/bin/smc edit & |
レガシーアプリケーションを追加したいツールボックスを開きます。
選択したツールボックスはツールボックスエディタで開きます。
レガシーアプリケーションを追加するツールボックス内のノードを選択します。
レガシーアプリケーションは、ツールボックスの最上位のノードにも別のフォルダにも追加できます。
「アクション (Action)」▻「従来のアプリケーションを追加 (Add Legacy Application)」の順にクリックします。
「従来のアプリケーションのウィザード (Legacy Application Wizard: General)」の最初のパネルが表示されます。
ウィザードの指示に従います。
エディタでツールボックスを保存します。
コンソールから起動できるツールパッケージを新たに追加する場合は、この手順に従います。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
新しいツールパッケージをインストールします。
# pkgadd ABCDtool |
コンソールを再起動して、コンソールに新しいツールを認識させます。
コンソールを起動して、新しいツールが表示されることを確認します。
詳細については、スーパーユーザーまたは役割としてコンソールを起動する方法を参照してください。