接頭辞に応じて、イベントのクラスは、成功したまたは失敗した場合、成功した場合のみ、または、失敗した場合のみ、監査を行うことができます。監査フラグの書式は次のとおりです。
prefixflag
次の表に、成功した場合、失敗した場合、またはその両方の場合に、監査クラスを監査するかどうかを指定する接頭辞を示します。
表 26–3 監査フラグに使用する接頭辞
接頭辞 |
定義 |
---|---|
なし |
成功と失敗の両方の場合に監査する |
+ |
成功の場合のみ監査する |
- |
失敗の場合のみ監査する |
たとえば、監査フラグ lo (接頭辞なし) を指定した場合は、ログインとログアウトのすべての成功、およびすべてのログインの失敗について、監査が発生します。ログアウトの失敗は想定していません。また、-all フラグを指定した場合は、あらゆる種類の失敗について監査が発生します。+all フラグを指定した場合は、あらゆる種類の成功について監査が発生します。
-all フラグを指定すると、大量のデータが生成され、すぐに監査ファイルシステムがいっぱいになることがあります。-all フラグは、特別な理由ですべての活動を監査する場合にだけ使用してください。