Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

ファイルのアクセス権

次の表に、各ユーザークラスに与えることができるファイルのアクセス権を示します。

表 16–1 ファイルのアクセス権

記号 

アクセス権 

説明 

r

読み取り 

ファイルの内容を開いて読み込むことができる 

w

書き込み 

ファイルに対して書き込み (内容の変更)、追加、または削除を行うことができる 

x

実行 

ファイル (プログラムまたはシェルスクリプトの場合) を実行できる。または、exec(2) システムコールのいずれかを使用してプログラムを実行できる

-

拒否 

ファイルの読み込み、書き込み、または実行を行うことができない 

これらのファイルアクセス権は、通常のファイルと同様にデバイス、ソケット、名前付きパイプ (FIFO) などの特殊ファイルにも適用できます。

シンボリックリンクには、そのリンクが指すファイルのアクセス権が適用されます。