サーバー側の Secure Shell セッションの特性は、/etc/ssh/sshd_config ファイルによって管理されます。このファイルは、システム管理者が設定します。
DSAAuthentication
PasswordAuthentication
RhostsAuthentication
RhostsRSAAuthentication
RSAAuthentication
HostKey および HostDSAKey には、デフォルトのファイル名を使用しないときに、ホスト公開鍵を格納するファイルを指定します。KeyRegenerationInterval には、サーバー鍵を再生成する頻度を指定します。
Protocol には、バージョンを指定します。Ciphers には、v2 の暗号化アルゴリズムを定義します。ServerKeyBits には、サーバーの鍵のビット数を定義します。
AllowTCPForwarding には、TCP 転送を許可するかどうかを指定します。
GatewayPorts を指定すると、クライアントに転送されたポートにリモートホストが接続されます。Port には、sshd が待機するポート番号を指定します。ListenAddress には、sshd が待機するローカルアドレスを指定します。ListenAddress を指定しない場合、 sshd はデフォルトですべてのアドレスで待機します。
X11Forwarding を指定すると、X11 転送が有効になります。X11DisplayOffset には、転送に使用できる最初の表示番号を指定します。このキーワードを指定すると、sshd が実際の X11 サーバーに干渉しなくなります。XAuthLocation には、 xauth プログラムの場所を指定します。
KeepAlive を指定すると、接続が切断したときおよびホストがクラッシュしたときに、メッセージが表示されます。LogLevel には、sshd メッセージの冗長レベルを設定します。SyslogFacility には、ログに記録する sshd メッセージの機能コードを指定します。
AllowGroups、AllowUsers、DenyGroups、および DenyUsers キーワードを使用して、ssh を使用できるユーザーと使用できないユーザーを制御します。
LoginGraceTime、MaxStartups、PermitRootLogin、および PermitEmptyPasswords キーワードを使用して、ログインするユーザーを制御します。StrictModes を指定すると、sshd は、ユーザーがログインする前にファイルのモードと所有権およびホームディレクトリを確認します。UseLogin には、対話型ログインセッションで login を使用するかどうかを指定します。このキーワードは有効にする必要はありません。Solaris 環境ではできるだけ使用しないでください。