Solaris ボリュームマネージャの管理

デフォルトのディスクセット数を増やすには

この手順では、デフォルトのディスクセット数 4 を増やします。


注意 – 注意 –

ディスクセットがすでに設定されている場合は、デフォルトのディスクセット数を減らさないでください。この数を減らすと、既存のディスクセットが使用不能になるおそれがあります。


  1. 前提条件 (障害追跡の前提条件) を確認します。

  2. /kernel/drv/md.conf ファイルを編集します。

  3. md_nsets フィールドの値を変更します。設定できる最大数は 32 です。

  4. 変更を保存します。

  5. 再構成のために再起動を行なってボリューム名を作成します。


    # boot -r
    

例 —md.conf ファイル

5 つの共有ディスクセットを使用できるように設定されている md.conf ファイルの例を以下に示します。md_nsets の値が 6 であるため、5 つの共有ディスクセットと 1 つのローカルディスクセットを使用できます。

#
#
#pragma ident   "@(#)md.conf    2.1     00/07/07 SMI"
#
# Copyright (c) 1992-1999 by Sun Microsystems, Inc.
# All rights reserved.
#
name="md" parent="pseudo" nmd=128 md_nsets=6;
# Begin MDD database info (do not edit)
...
# End MDD database info (do not edit)