ディスクセットに接続されるホストごとに Solaris ボリュームマネージャを構成する必要があります。
ディスクセットを作成するためには、各ホスト上にローカルの状態データベースが設定されていなければなりません。
クラスタ環境でディスクセットを作成および使用する場合は、root がグループ (Group) 14 のメンバーでなければなりません。あるいは、各ホストの /.rhosts ファイルに、他のホスト名のエントリが含まれていなければなりません。
ディスクセットの保守を行う場合は、ホストがディスクセットの所有者であるか、ディスクセットを予約していなければなりません。 (ホストは、ディスクセットに最初のドライブを置くことによって、暗黙的にディスクセットの所有者となります)。
使用中のドライブをディスクセットに追加することはできません。ドライブを追加する前に、それがファイルシステムやデータベースなどのアプリケーションによって使用されていないことを確認します。
保存したいデータが格納されているドライブをディスクセットに追加しないようにします。ドライブをディスクセットに追加すると、パーティションが再分割され、データが破壊されます。
ホスト間で共有しようとする、ディスクセット内のすべてのディスクは各ホストに接続されており、各ホスト上でまったく同じパス、ドライバ、名前を持っていなければなりません。特に、共有ディスクドライブは、両方のホスト上で同じデバイス番号 (c#t#d#) を持っていなければなりません。 両方のホスト上で番号が異なると、ドライブをディスクセットに追加するときに、「drive c#t#d# is not common with host xxx」というメッセージが返されます。共有ディスクでは、同じドライバ名 (ssd) を使用する必要があります。 ディスクセット内に共有ディスクドライブを設定する手順については、ディスクセットにドライブを追加するにはを参照してください。