RAID 5 ボリュームは、少なくても 3 つのコンポーネントから構成されていなければなりません。ただし、RAID 5 ボリュームのコンポーネントの数が多くなればなるほど、いずれかのコンポーネントに障害が発生したときの読み取りおよび書き込み時間は長くなります。
RAID 5 ボリュームをストライプ化、連結、ミラー化することはできません。
既存のファイルシステムが格納されているコンポーネントから RAID 5 ボリュームを作成しないようにします。作成すると、RAID 5 の初期化時にデータが消去されます。
RAID 5 ボリュームを作成する際に飛び越し値を設定できます。設定しないと、デフォルト値の 16K バイトが使用されます。この値は、ほとんどのアプリケーションにとって妥当な値です。
RAID 5 ボリューム (ホットスペアなし) は、1 つのコンポーネントの障害にしか対応できません。
RAID 5 ボリュームを作成するときは、別個のコントローラにあるコンポーネントを使用してください。これは、コントローラとそれに接続しているケーブルがディスクよりも故障する確率が高いためです。
同じサイズのコンポーネントを使用するようにします。サイズが異なるコンポーネントから RAID 5 ボリュームを作成すると、ディスク容量がむだになります。