Solaris のシステム管理 (基本編)

実行制御スクリプトのまとめ

以降の節に、実行レベルを変更したときにシステムサービスを起動および停止するための実行制御スクリプトをまとめてあります。

/sbin/rc0 スクリプト

/sbin/rc0 スクリプトは、/etc/rc0.d スクリプトを実行して次の作業を行います。

/sbin/rc1 スクリプト

/sbin/rc1 スクリプトは、/etc/rc1.d スクリプトを実行して次の作業を行います。

/sbin/rc2 スクリプト

/sbin/rc2 スクリプトは、/etc/rc2.d スクリプトを実行して、機能別にグループ化された次の作業を行います。

ローカルシステム関連の作業

ネットワークサービスまたはセキュリティ関連の作業

インストール関連の作業

ハードウェア関連の作業

実行レベルを変更したときは、次のサービスを移行します。


注 –

実行レベル 2 で起動されるシステムサービスとアプリケーションの多くは、システム上にインストールされているソフトウェアによって決まります。


/sbin/rc3 スクリプト

/sbin/rc3 スクリプトは、/etc/rc3.d スクリプトを実行して次の作業を行います。

/sbin/rc5 および /sbin/rc6 スクリプト

/sbin/rc5 および /sbin/rc6 スクリプトは、/etc/rc0.d/K* スクリプトを実行して、次の作業を行います。

/sbin/rcS スクリプト

/sbin/rcS スクリプトは、/etc/rcS.d スクリプトを実行して、システムを実行レベル S に移行します。これらのスクリプトによって次の作業が行われます。